「シュワシュワとした刺激が堪らない!」
「のどごしが良い!」
「やっぱり夏は炭酸でしょ!」
世の中ではこんな声が各地で飛び交っています。
少数派なのは百も承知ですが、そんな炭酸飲料を飲めない人が居るんです。
「苦手」じゃないの。「飲めない」の。アレルギーとかではないけれど。
そんな少数派の仲間達が、きっと共感してくれるであろう
「炭酸を飲めない人あるある」をまとめていきます。(個人的な見解を大いに含みます)
1.口に含んだ瞬間、痛い
戦いのスタートは炭酸飲料が口に入った瞬間から始まります。飲料を口に含んだ瞬間、口内中(特に舌)に刺激が広がります。(飲める人はそれが良いのかな…)
刺激的!を遥かに通り越して痛い。とにかく痛い。
刺激が消えていくまでの間、少しでも飲料を口腔内で動かすと刺激が増すので、いかに静止させられるかが勝負。刺激が弱まる(消えていく)のを、ただひたすらに耐えます。
2.飲み込む瞬間、痛い
口の中で刺激がある程度落ち着いたら、次の戦いに入ります。
口腔内に残っている飲料を「飲み込む」段階です。
この飲み込む間、口腔内で感じた痛みを、次は喉で感じなければいけません。
それには大きな覚悟と気合が必要。まるでこれから注射をされるような、そんな感覚です。
覚悟を決め気合溜めを終え、いざ飲み込む。喉を通り越す瞬間は我慢です。試練です。
個人的にはこの瞬間、息を止めてこれ以上の刺激を与えないようにしています。
ほんの一口でもこの覚悟を決めないと飲めないんだよね。辛い。
3.「微炭酸なら大丈夫でしょ?」
微炭酸でもダメなんです。微でこの刺激なら普通はどうなっちゃうの…?
ましてや世の中には強炭酸なんてものがあると言いますが…考えただけでも恐ろしい。
炭酸が入っている時点でアウト。微炭酸の炭酸抜いてもギリギリアウト。
「炭酸じゃないじゃん~!」と言われるのがオチ。
「口がお子様なんだね~」も併せて言われがち。
子供とかそういう問題じゃないんです。刺激に敏感な体質なの。
個人的には酸味も苦手。「飲むお酢」もダメでした。
4.「とりあえず生で良い?」「乾杯はビールね!」の時に困る
炭酸飲めないと言える環境や、お酒飲めない人が居る環境ならこっそり言っちゃうけれど、
そんな環境ではなく強制的にビールで乾杯する文化の飲み会に行くと辛いものがあります。
「進んでないじゃん~遠慮せずもっと飲みな!」→飲めるなら飲んでます
「おっ、グラス空いてるね~注ぐよ!」→折角覚悟を決め減らしたのにやめてくれええええ
そうやって飲み会から遠ざかっていく人も居るんです。体質を言える環境大事。
5.飲み放題、ドリンクバーの選択肢少ない問題
どうして飲み放題系は炭酸飲料が過半数を占めるのでしょうか…。
甘いジュースが飲みたくても選択肢が無かったり、お茶珈琲しか飲むの無いとか日常茶飯事。
飲み会に関しては、サワー系以外だと最悪2.3種類しか選択肢が無い事も。
なんならソフドリの方が選択肢が多い。同じ料金払っているのにとても損した気分になりがち。
アレルギーがあって食べられない物が多い人の気持ち、この時だけは痛い程分かります。
個人的にはお茶が大好きでお茶系だけでも良いと思うので、もうなんでも良いんです。(諦め)
6.エナジードリンク系が飲めない
疲れや眠気を吹き飛ばす!系のシュワシュワした刺激的な飲み物。世の中にはたくさん出回っていますね。あれ系はもう一切飲めないと思った方が楽。超高確率で炭酸が入っています。それも強めの。
我々は一生翼を授かれないのか…と落ち込んでいるところに、大正製薬さんから救世主のような商品が発売されています。リポビタンDです。
一見、炭酸が入ってそうな見た目をしていますが、なんと一切入っていない有難い商品。
ファイト!!!一発!!!と気合を入れたい時、これなら我々でも元気はつらつになれます。
ありがとう、大正製薬。足を向けて寝れません。
7.「暑いでしょ~これ飲みなね!」と好意で出された炭酸飲料…
気持ちはとても嬉しいし感謝でいっぱいなんです。思いやりを心から感じ感謝を述べたいのに、この体質のせいで申し訳なさで胸はいっぱいになります。
持ち帰り可能なものなら良いんです。後で飲める人にお手伝いをお願いすれば良いので。
問題はその場で出して頂いた場合…相手の好意に応えるべく、気合を入れて飲みます(自分の場合は)
出してくれた相手は何も悪くない、悪いのは自分の体質…なんとも生きにくい体質です。
喜んで飲んで、自分も心から暖かい雰囲気で包まれるようになりたかった…。
まとめ
個人的に思いつく、炭酸飲めない人あるあるをまとめてみました。共感頂けた部分や、自分の場合は違うな…と思う部分もあったでしょうか。
飲める派の方がもしこの記事を読んでいたら、別に悪気があって飲まない訳ではないし、炭酸飲料を恨んでいる訳ではないです。飲めない人が困っていたら、別な飲み物の選択肢を与えてあげたり、ちょうど喉が渇いていたら貰って頂くだけで良いんです。
世の中にはこんな人も居るんだな~と、読んでくれた誰かの頭の片隅にでも残ってくれたら嬉しいです。
コメント