定期的に片付けや断捨離をしたくなる事がある。年に1度の大掃除のタイミングでその気分が訪れてくれれば良いけれど、なかなかそう上手くはいかないもの。
今年は断捨離や物を減らす事に注力した年。大きな理由はないけれど、ミニマリストの方々のYouTube動画を見て、一気に物を減らしたのが始まりだった。今思うと、今年の初めは常に「何かをしなければ」と追われている気持ちで日々を過ごしていた。何かをしている最中でも、他のあれもこれもしなければ…と、常に時間が無いような状況。振り返ると、常にマルチタスクで一つ一つの事が中途半端になっていて、それが何個も並んでいるような状態だった。
「これに興味を持っていた過去の自分に申し訳ないし、もしかしたら触れる事でまた興味が出てくるかもしれない」と、数年間大切に保管されているだけの物。去年はそれらをやり切るのを目標に掲げてみたが、達成に至らないものは多々あったし、達成に至ったものの中には「義務感」でただタスクをこなす感覚で取り組んでいたものもあった。そんな気持ちで取り組む方が、物に対して申し訳ないし、自分の中でも良い感情はあまり多く生まれなかった。今年はその逆で、「1~2年触れていない物はとことん処分、それでも興味そそられたものだけ、ほんの少し取っておく」と物への触れ方を変えてみた。物が少ない事でのメリットにすがりたかったのかもしれない。
- 物全体を把握でき、物の管理がしやすくなる
- 本当に必要なものが明確になる
- 「安いから」という理由で買い物をしなくなるから、お金が貯まりやすくなる
- 掃除や片付け等の時間が減り、時間にゆとりが生まれる
常に時間に追われ、タスクが一向に減らないのにやりたい事は増えていく自分にとって、まさに求めていたメリットが羅列されていた。発信している人みたいに完璧でなくて良いから、今よりほんの少し生活に余裕が出来ればそれで良い…と思い、場所を決めて週に2回前後から、片付けを始めた。場所決めも「この部屋」ではなく、「この棚の上部分」等、取り組むハードルをもの凄く下げて開始した。
いくら疲れている、やる気がおきない日でも、3分あれば終わりそうなタスクならこなせたし、ついでに…と付近にも手を出しやすかった。そうしない日も勿論あったけど、やっただけOK。0より1でも進めばOK精神で取り組んだ。
物だけでなく、スマホアプリやデータの整理も行った。今日はホーム画面のこのページだけ!ってな感じで、ハードルはもの凄く低めに。やれそうならほかのページに触れる。アプリ削除は自分の中のスイッチが入ると、迷いなく消せて楽だった。
それらの片付けや整理、断捨離を始めて数ヶ月経過して、1年前の自分からは想像できない自分が今ここに居た。勿論、良い意味で。その辺はまた後日まとめようかな。3分で出来るハードル低めの片付けや整理、おすすめです。
コメント