日頃の疲れをとる為、その分たくさん寝るぞ!と意気込み布団に入る…幸せな瞬間です
思う存分寝た後、最高の気分で身体も軽くなっているはず!と期待し目を開ける
そんな期待とは裏腹に
何だか逆に疲れているし身体も重い…頭痛もするぞ…こんなはずじゃなかった!
そんな経験はないでしょうか。私はあります。
寝れば寝る程疲れが取れれば良いのですが、人間の体はどうやらそんな風には出来ていないようです。
今回は、寝すぎがもたらすデメリットと、寝過ぎないようにするにはどうしたら良いか対策をまとめようと思います。
寝過ぎがもたらすデメリット
疲労感が増す
眠っている時、同じ姿勢でいる時間が長くなり、血流が悪くなる事があります。またその姿勢を保つために同じ個所の筋肉が働き、筋肉痛になる事も。
疲れをとる為に寝ているのに、睡眠時間が長すぎると逆に身体にとって負担になってしまいます。
頭痛
寝過ぎる事で脳の血管が拡張し、周辺の神経を刺激する事があり、結果頭痛に繋がります。
頭痛がするからたくさん寝たのに、起きたら別な頭痛が発症している…というのは、寝過ぎた事が原因な事も。
また同じ姿勢でいる時間が長い為、身体の血流が悪くなり、頭痛に繋がる事もあります。
片頭痛と緊張型頭痛の原因に近いような事が、身体の中で起こっているイメージですね。
脳に悪影響を及ぼす
身体の血流が悪くなる事に加え、睡眠時間が長すぎると「レム睡眠」の時間が多くなります。レム睡眠中は身体は眠っているけれど脳は活発に動いている為、長すぎると脳は十分な休息がとれなくなります。
また睡眠時間が長すぎると、認知機能が低下するというニュースを度々目にします。短すぎるのも同様に良くないですが、長ければ良い訳ではないようです。
寝過ぎを防ぐ方法
二度寝をするなら時間を決める
休日の二度寝…まだ寝てて良いんだ…と思い、再び夢の世界へ行く瞬間。幸福度が大きいなと感じる瞬間の1つです。二度寝をやめるのがベストなのはわかります。しかしあの瞬間に欲望と戦い、勝つのは困難に感じます。(個人的感想)
二度寝をして起きた後、「しまった、寝過ぎた…」と絶望の底に落とされ、更に頭痛や疲労感もついてくる…あの瞬間は本当に最悪です。
それならば、二度寝をしても良い!だけど時間を決めて二度寝をする!事をおススメします。
30分、1時間程度が個人的にはベストでした。それ以上だと後悔が大きくて…。アラームをセットし、ほんの少しだけ夢の世界へ戻ってみましょう。
軽いストレッチや散歩程度の運動
寝る前に運動をすると睡眠の質が良くなる…という話は、耳に胼胝ができるくらい聞いたことがある人が多いと思います。
運動と聞くと拒絶感や抵抗感がある人、分かりますよ。本格的な筋トレや、ハードな運動をイメージし、「そんなの出来ないよ…」と思う気持ち。自分もその一人です。
そもそも筋肉量も人よりきっと少ないし、運動経験もほとんど無し。なのにいきなり運動なんて無理無理!腕立て伏せでさえまともに出来ないのに…。
それなら、部屋の中でも出来る、傍から見たら負荷が軽すぎて意味あるの?ってくらい軽い運動やストレッチだけでもやってみる事をオススメします。
腕立て伏せであれば、床に手をつくのではなく壁に手をついて10回程度…というように、自分にとっては程よくきついけれど、人から見たらそうでもないだろうという程度で良いんです。
また、ラジオ体操や頭痛体操もオススメです。誰でも出来る運動として取り入れるハードルがかなり低めなのに、効果抜群。10分あれば両方出来る手軽さ。勿論どちらかだけでもOK。
やらないよりは何十倍も良い。継続して負荷を上げられたらラッキーくらいの気持ちでやってみましょう。是非。
トイレ等に起きたついでに、歯磨きと洗面だけ済ませてみる
長時間寝ているとトイレに起きたくなる瞬間が出てくるはず。トイレから出た後、歯磨きと洗面だけ、軽く5分前後で済ませてから2度寝する…という気持ちでやってみてください。
個人的には50%の確率で二度寝を防止できます。その間に脳を目覚めさせる作戦です。それでも眠かったら時間を決めて2度寝する。無駄寝はだいぶ防げるようになりました。
まとめ
この記事を書きながら、昼寝も含め寝過ぎてしまった自分を戒めていました。やっぱり寝過ぎると良い事ないんだな…と。
余談ですが、見た夢を起きた直後に殆ど覚えている為、夢の続き見たさに二度寝をしたり寝過ぎたり…という事が多々あります。起きてからの疲労感は何倍にも膨れ上がり、都合の良い結末や展開を得られる事はあまり無いのにな…と分かっていてもやめられない。
人間は7時間程度の睡眠時間が丁度いいようです。生活リズムや睡眠サイクルを上手く作りたいものです。健康にも大きく関わる睡眠。質を上げ時間を程よくし、快適な生活を送りましょう。
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