ITが普及する昨今、グローバル化に伴ってなのか、カタカナ用語が次々と目に入る機会が増えている。似たような用語や、よ~く見ると1文字違いの用語が多いように感じる。ってか元々英語に対する苦手意識があるから、それに伴ってカタカナ用語にも苦手意識がある。英語をカタカナにしただけの用語が多いし。この苦手をどうやったら少しでも克服できるか、調べてみた。
1.語源を調べる
カタカナ用語に限らず、その言葉の語源を調べると理解が深まりやすい。なんでこんな表現をするんだろう?という疑問が晴れるし、無意味に並べられたカタカナ一文字一文字にはきちんと意味がある事を知れる。一つのまとまった言葉だと思っていたものが、実は複数の言葉を繋げ合わせたものだった…って事も案外多い。
例えば「プリザーブドフラワー」。綺麗に染まった花。元々は英語だったのをカタカナにした用語らしい。「preserved=保存された」+「flower=花」。生花の組織を保ちながら、水分とプリザーブド液を特殊な加工をする事で、とても綺麗になる。
これを知るまで、「ブリザード」と勘違いして「凍らせるのかな~よくわからないけど今の技術凄いな~」なんて思ってた。多分こんな風に勘違いしている用語、たくさんあると思う。
なんだか覚えられないんだよなあって言葉がある時には、元々の語源を確認すると良いかもしれない。言葉の意味+αの知識もついてメリット満載。
2.言葉を区切って考える
上記のように元々複数の言葉が合わさって出来ている言葉なら、分解して考えやすい。しかし世の中に出回っているカタカナ用語には、長~~~い文字数なのに元々1つの言葉だよ!ってものも多い。とても厄介だ。こんな時の対策方法を一つ紹介しよう。
日本語では様々な略語が流通している。「パソコン」「スマホ」「ファミレス」「あけおめ」「ことよろ」等。大体が4文字前後で表現される事が多い。文字数が多い用語は、程よく区切って何個かの塊として捉えると、少し覚えやすくなるかもしれない。
例えば「スリジャヤワルダナプラコッテ」。一見なにこれ…ってなりがちなカタカナの羅列。スリランカの首都。「スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ」が区切り方らしいけれど、「スリ」「コッテ」は余裕。しかし真ん中に、こういうのが覚えられないの!!!っていう難敵が潜んでいる。
一気に覚えるなんて出来たら苦労しない。こんな時に(自分なりに)4文字前後の塊で区切って考えると、少し覚えやすくなる。個人的には「ジャヤワル」「ダナプラ」辺りで切ると、1つの長い単語が4つの塊に見えて読めるようになった。元々区切る位置が決まっていればそれに則って考え、そうでないもので覚えにくいものは自分なりに区切ってしまおう。
3.リズムに乗せて覚える
オ パキャマラド パキャラマド パオパオパパパン
何も知らない人がこの文を見ると、理解に苦しむと思うし自分ならそう思う。ご存知の人が多いと思うが、童謡の「クラリネットをこわしちゃった」のサビ部分で出てくるあのフレーズを文字に起こしたもの。メロディを知っている人からすると、意味を知っているかは別としてスムーズに言葉が脳内再生されただろう。
このように、リズムに乗せて言葉を覚えるのは効果的だ。文字だけを見ると発音やイントネーションが分からないものも出てくると思う。目で見て覚えるだけではなく、耳で聞いて覚える方法も有効的だ。
まとめ
個人的にも苦手意識が大変強いカタカナ用語の覚え方をまとめてみた。カタカナ以外にも、漢字の羅列等の様々な用語を覚えるのにも活用できると思う。特に語源を調べるのは、自分の中で納得して情報処理出来るので一番有効的だなと感じている。案外知っているつもりになっている言葉も多く感じているので、時々立ち止まって言葉の意味を正しく理解し、ボキャブラリーを増やしていければと思う。
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