片付けや整理整頓、断捨離。去年に比べると格段にやるようになったし、取り組む際の心のハードルも自分の中で下がっている。少し前の自分だと、片付けをしたり整理整頓をする事は、並大抵の覚悟ややる気が無いと出来ないものだと思っていた。自分の周りの人達も同じように覚悟を決めて取り組んでいたし、実際取り組んだ後は憔悴しきっていた。自分自身も実際覚悟を決めて片付け掃除に取り組んでも、こんなに疲れて心身共にエネルギーを大きく消費するんだ…と憔悴しきっていた。夏休みの宿題のようにやりたくないものだった。こんな事をいとも簡単に、それも気軽に行う人なんて、余程意識高い系なんだな…と別次元の人とさえ思っていた。そんな自分が今回、物を減らすのを意識して片付け・断捨離をした事で、今までと大きく変わった部分があったのでまとめていく。
物の管理が楽になった
物が減った事で、管理しなければならない物の量が減った。これまでは片付けや整理整頓=物の量は変わらず、置き場所を変える事、という感覚で取り組んでいた。今回物自体が減ったのが大きな違いだ。例えば文房具。あちこちにたくさんのペンが転がっていた。黒のボールペンなんて、使用中・未使用合わせて何本出てきたか…。書きやすさが違うから、勿体ないから、いざ無くなった時にとっておいて良かったと思うから…等、様々な理由をつけて管理しようとしていた。が、新品だったペンが使う頃にはインクが乾燥して書けなくなっている、なんて事は日常茶飯事。結局は新しいものを買わなければならない。結果そうなるなら、今までそのペンを見る度「ここにあるって覚えておこう」「今のペンが無くなったら使おう」等、考えたり意識する時間や、置いていたスペースは何だったのだろう。と考えた時、物は自分が把握できる程度あれば良い、という感覚になり、一気に処分する事が出来た。また、少なくなった物をジャンル毎に一か所で管理出来るようになり、自然と管理が楽になった。
収納グッズが減った
今までいくらあっても足りないし、増やして工夫すれば…と淡い期待を抱いて購入していた、たくさんの収納グッズ。選ぶ瞬間にどう使うか考えるあの時間がとても楽しくて、その勢いで買って結局いつか使おうのいつかが来ない物も多々あった。物を減らしてから収納する、の順番で片付けをすると、必然的に収納グッズやスペースに空きが出来る。その隙間に色々詰められる!という嬉しい気持ちを一旦抑えて、一つの収納スペースに残りの物をまとめられないか検討すると、使わなくても良い収納グッズが生まれる。それをいつか使う…と取っておくと、前の生活に逆戻りだし、取っておくスペースが勿体ない。挙句、使おうとした時にサイズが合わない、古くなった等で結局新しい物を手配する事も。「いつか使う」は余程具体的なイメージが沸かない限り、気のせいと割り切ってしまった方が楽だ。
時間に余裕が出来る
管理するものが減ると、その後の掃除や片付けに費やす時間も必然的に減ってくる。掃除機かけは物を除ける手間が省けるし、片付けは片付ける物自体が少ないので、かかる時間も減る。また手間と時間が減ると、掃除や片付けに取り組むハードルも下がってくる。取り組んでも時間はそんなにかからないし、気軽に取り組める。結果、時間に余裕が出来る事になる。また「やらなきゃ…」と重い気持ちで過ごす時間も減る為、精神衛生上、無駄に疲れる事も減ってくる。好循環ってこの事なんだねって、実感した。
まとめ
片付け断捨離のやり方を変えてまだまだ日が浅いけれど、浅いにも関わらずこんなにもメリットを感じています。ずっとこの状態が維持出来ている訳ではなく、心の乱れが生活に出てくる事も多々ある。そんな中でも全体の割合として、良い状態で過ごせる日の割合は確実に増えている。意識を高く持っている訳ではなく、ほんの少し一歩を踏み出し続けた結果、自然とこの状態に近づいたように思っている。これからも継続出来たら良いな、習慣にはなりつつあるけれど、元々の怠惰な心が変わった訳ではないので、のんびりやっていきます。
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